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<ニュース> 製薬業界の研究支援 [製薬業 研究支援]

製薬協という日本の大手中小製薬企業が集まる企業団体がある、会員数は約百社弱。

そこが大学、病院等医療機関への支援金額の流れを公表するためにガイドラインを

作り、そのガイドラインに基づいて、企業がこの4月から公表を始めた。

読売新聞社の調査で、65社分が集計されたが、その総額は4700億円に登った。

この金額の多さが良いのか悪いのか?

はなはだ、疑問な部分もあるが、公表されるってことは、闇の流れはなくなるってこと。

しかも、ガイドラインなので製薬協からの追放等の処分が待っている。

新薬データの改ざんに携わったノバルティスは永久追放の憂き目にあっている。

そして、ノバ社の昨年度の支援金のうち、46%にあたる110億が情報関連提供関連

+接遇費と金額が他社を上待っていた。

研究・開発費等を含む総額では、1位武田、2位第一三共、3位ファイザー、4位ノバル

ティスだった。

支援金を受けた医療機関がデータを有利に作成したり、改ざんはもってのほかであり、

チェックとしては薬事法等の規制もあり、法律違反をしてまで有利には出来ない。また、

厚労省承認事項であるので、データチェックも実施され、通常はドラマになっているような

闇の承認は有りえない。ドラマだけの世界。

しかし、今回、恥も外聞もなく、ディオバン承認データに改ざんが実施されてしまった。

企業モラルも、医療機関モラルも、そしてチェックすべき厚労省の体制も崩れてしまった

大チョンボ事件である。

本来はノバ社は営業停止すべき、しかし医療である以上、患者、医師への配慮もあり

停止には至っていない。さてさて今後の対応はいかに?
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