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★<政治> 大飯原発再稼働容認報告書★ [大飯原発 再稼働]

四大臣会合による検証の結果、大飯原発3・4号機については、上記3点の安全基準をすべて満たしていることが確認されました。と政府発表があった。

詳細を見ろと有ったリンクをチェック:

「関西電力株式会社大飯発電所3・4号機の安全性に関するストレステスト(総合的評価)一次評価に係る審査結果について」

あれー、問題点を発見:

原文からコピペ抜粋すると

①Ss-1(最大加速度:水平700 ガル、鉛直468 ガル)については、検討用地震 に対する応答スペクトルに基づく地震動評価の結果から、これらを包絡する ように策定されている。 Ss-2(最大加速度:水平326 ガル(NS 方向)及び591 ガル(EW 方向)、鉛直 468 ガル)及びSs-3(最大加速度:水平450 ガル(NS 方向)及び520 ガル (EW 方向)、鉛直468 ガル)については、検討用地震に対する、断層モデル を用いた手法に基づく地震動評価の結果・・・

つまり想定地震は最大700ガル。日本で最大の「最大加速度」は東日本大震災で2933ガル。
阪神・淡路大地震で850ガル。中越地震で1700ガルくらいだったかと。

安全係数を3倍で2100ガルを想定して安全と言い放つ。

しかも、
②「Ss の2 倍(1,400 ガル)において、SFP の構造損傷のため、SFP にある水が大 量に失われ、燃料の重大な損傷を防止するための措置が講じられなくなる可能 性がある」とする関西電力の評価は妥当なものと考える。

さっき安全って言ったくせに、別の場所では2倍でも損傷防止措置が出来ないことがあるという評価は妥当

自己矛盾しているが、何せ200頁を超える論文を 全部はなかなか見られないのでななめ読み。

結論のところから抜粋
③その結果、大飯発電所3 号機及び4 号機については、基準地震動(最大加速 度700 ガル)の1.8 倍(同1,260 ガル)の地震と、当初の設計津波高さ1.9m を 9.5m 超過する津波(ストレステスト実施のために再評価された設計津波高さ 2.85m を8.55m 超過する津波)が来襲した場合でも、以下のとおり、炉心やSFP の冷却を継続し、燃料の損傷を防止するための対策が講じられていることを確 認した。

つまりそれ以上なら対策されていないということ。

これで安全なんて結論、チャンチャラおかしいね。



タグ:安全宣言
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